発酵食品の酵素パワーはすごい!

古くから伝わる食の知恵の産物に発酵食品があります。
発酵食品は、長寿には欠かすことのできない重要な食べ物のひとつです。
発酵食品を摂ることで酵素の活性化が補強され、万全な消化をおこなうことができます。
発酵とは、人間にとって善玉菌となる菌が有機物をつくり出すこと。
つまり、よい微生物がつくり出した食品が発酵食品ということになります。

日本で古くから親しまれている発酵食品には、味噌、しようゆ、みりん、酢、日本酒、カツオブシ、干物(乾物)、漬物などがあります。
「日本に長寿の人が多いのは、世界一の漬物大国だからである」とする研究者もいます。
すべてを口にした人はさすがにいないとは思いますが、なんと600種類以上もの漬物が日本でつくられているそうです。

そして、忘れてならない発酵食品の代表が納豆です。
外国人や関西の人のなかには敬遠する向きも多いようですが、納豆も健康、長寿には欠かせない発酵食品です。
テレビの健康番組などで「血液をサラサラにする食品」としてたびたび取り上げられているせいか、納豆に含まれるナットウキナーゼが血栓防止作用に効果が高いことは、広く一般にも知られるようになりました。

もちろん、医学的にも納豆の効果は確かめられています。
さらに、納豆には血液をきれいにする酵素(血栓溶解酵素)であるナットウキナーゼだけでなく、倉敷芸術科学大学の須見洋行教授によると、リゾチームという「病原体溶解酵素」も多く含まれているということが、近年わかってきたそうです。
これは身体に侵入した悪玉菌を溶解する(殺す)のに効果的な酵素です。
卵の殻の内側にある薄い膜には、なかのヒナを細菌の感染から守る「病原体溶解酵素」が存在しますが、納豆には、「病原体溶解酵素」が、卵の薄皮よりもさらに多量に含まれているということです。

また、納豆のもつ「ネバネバ」と酵素の量は比例関係にあるといいます。
つまり、よくかき混ぜ、ネバネバを出せば出すほど酵素の量も増すということ。
体内に存在する「潜在酵素」の活性化にも効果が高い納豆は、じつにすぐれた発酵食品だといえます。

世界中を見渡しても、数多くの発酵食品があります。
チーズ、ヨーグルト、パン、ワイン、キムチ、チャツネなどです。
お酒(アルコール類)なども発酵食品に含まれますから、一概に「発酵食品=身体のためによい」とは言い切れません。
しかし、「発酵食品=酵素食品」という意味では、大半が健康のためにすぐれた食品だといえるでしょう。

コメントを残す

このページの先頭へ