「大豆タンパク」が極めてスグレモノの理由

タンパク質は上手に摂取しないと、すぐに消化不良に結びついてしまいます。
動物性食品のタンパク質は、できるだけ量を少なめにし、その分、植物性の食品からタンパク質を摂るというのが理想的です。

そこで私がすすめるのが「大豆タンパク」です。
日本に古くから存在するさまざまな食品は、大豆タンパクをたくさん含む、じつによくできた食品です。
納豆、豆腐、おから、ゆぽこうや湯葉、厚揚げ、油揚げ、高野豆腐、味噌、醤油・・・これらの大豆食品には17パーセント近くものタンパク質が含まれています。
この数値は牛肉に匹敵する量です。
比較的消化された状態の、質の高いタンパク質であることから、体内での消化にも適しています。

大豆食品の長所をほかにもあげると、

  • 繊維が豊富
  • ビタミンが豊富(とくに、B12を除くビタミンB群とビタミンEが豊富)
  • ミネラルが多い

などがあります。
このような長所もさることながら、大豆にはさらに人体に有益な物質が多く含まれているということがわかってきました。

それが、

  • フィトエストロゲン(イソフラボン)
  • 大豆サボニン
  • レシチン
  • アントシアニン

の四つの物質です。
フィトエストロゲン(イソフラボン)は、最近はテレビのコマーシャルなどでも、よく耳にする言葉です。

これはとくに女性に関係の深い物質だといえます。
女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモンに、エストロゲンという物質があります。
女性は、このエストロゲンを利用して生理的作用(排卵、妊娠、出産など)をおこないます。
フィトエストロゲン、すなわちイソフラボンは、そのなかでも善玉エストロゲンとされています。

元来、動物性ホルモンのエストロゲンは、卵巣ガンや乳ガンのリスクが高い物質とされてきましたが、植物性ホルモンのフィトエストログンは、まったく逆で、卵巣ガンや乳ガンを予防してくれる効果が高いことが明らかになってきました。
これが「善玉」と呼ばれるゆえんです。

さらに、大豆サポニンはコレステロールを減らし、レシチンは高脂血症、脂肪肝を防ぎ、アントシアニンには眼の機能を回復させる効果と、強い抗酸化作用があります。
まさにいいことづくめなのが大豆タンパクなのです。
毎日の食生活のなかに、バランスよく上手に取り入れていきたい食品のひとつですね。

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