8月8日は発酵食品の日

本日、8月8日は何の日かご存知ですか?
なんと8月8日は発酵食品の日です。
1994年に日本記念日協会にて制定された発酵食品の日、「発酵の”ハ”と末広がりの”八”」で「発酵食品の無限の可能性」を示す意味があるそうです。

発酵とは微生物の働きによって物質が変化する作用のことを指し、発酵を行う微生物のことを「発酵菌」と呼びます。
この発酵菌が、発酵中に香り成分や新しい味わい、栄養価を作り出してできたのが、発酵食品で、チーズやヨーグルト、お味噌、醤油、お漬物、納豆など、多種多様な発酵食品が世界中になります。
また、発酵菌にはそれぞれ食品を発酵させるために必要な酵素を持っているので、発酵食品はおのずと多くの酵素を含む酵素食品ともなります。

さて、発酵食品の日が8月8日と言う夏の暑い時期に決められたのには、発酵食品の持つメリットが決め手になったんじゃないかと思えてなりません。
まず、発酵させることで消化が良くなるというメリットがあります。
夏バテで食欲が落ちると内臓も弱ってしまって消化する力が弱くなってしまうため、消化しやすい発酵食品は、夏バテ気味の体にはもってこいの食品と言えます。
発酵食品は、酵素を始めとした微生物の働きにより、ある程度消化されたような状態なので、人間が消化するのに必要な消化酵素やエネルギーが少なく済むんです。

次に、発酵食品は保存がきくというメリットがあります。
夏場はなにかと食品が傷みやすい時期ですが、たとえば日本では、漬け物や味噌といった発酵食品を長期保存が利く食材として重宝してきました。
これは、発酵によって発生した微生物が、腐敗を防ぎ、食べられる状態で食物を保つからなんですね。
いつでもすぐに食べられるというのは、お疲れ気味の夏場にはもってこいと言えるでしょう。

そしてもう1つ、発酵によって食品自体の栄養価が高くなるということがあります。
食欲が落ちているこの時期、少ない量でたくさんの栄養が摂れる発酵食品はとてもありがたい存在です。
発酵により、その食品には無かった新しい栄養成分が生まれるからなんですが、発酵させる微生物自体が、乳酸菌のように腸の環境を整えたり、納豆菌がのように血流を良くするといったプラスアルファの効果をもたらしてくれるんですね。

では最後に1つ、発酵と酵素に関する豆知識を。

生の種子類は消化が悪いと言いますが、これは生の状態では成長や代謝が活発にならないように、自分の酵素の活動を抑制する物質が含まれているため、生のまま食べると体内の消化酵素を減少させてしまうからなんです。
そこで発酵させることで、酵素抑制物質を無くし、植物の酵素活動を活発にしすることで消化の良い食べ物に変えていくんですよね。
代表例としては日本の納豆が挙げられます。
以上、豆知識でした。

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