睡眠不足は「酵素」の大敵です

東京、大阪といった都会はどこもかしこも不夜城のようで、二四時間、眠ることがありません。
深夜でも開いている店、朝まで放送を続けるテレビ・・・必然的に都会で暮らす人の睡眠時間も削られているというのが現実でしょう。
食事と同じように、睡眠も人が生命活動を続けるうえで必要不可欠な作業です。

なぜ睡眠が必要なのか、じつはその答えはいまだに明確にはされていません。
しかし、この疑問も「酵素栄養学」から見ると明白になります。

睡眠にはふたつの大きな目的が存在します。
ひとつは「代謝作業の時間帯になる」ということ。
そしてもうひとつは、「酵素の生産時間になる」ということです。

人は一日の生活リズムのなかで、午後8時から翌日の午前4時までを「吸収と代謝」の時間にあてています。
個人によって多少のズレはあるかもしれませんが、ほぽ同じくらいの時間帯です。
全身のすべての臓器、骨格などの点検、修理、補修、そして不要なもの、古くなったものを改善したり、新しいものと入れ替える、こういった作業が「代謝」です。

この作業は、じつは人が起きて活動しているとなかなか進みません。
だから「睡眠をとっている時間帯=夜間」におこなわれるのです。

さらにもうひとつ重要なことが夜間におこなわれています。
それは酵素の大量生産です。
人は翌日の消化や代謝に備え、夜の時間帯に必要な酵素を生産します。

しかし、この「酵素生産」作業も、人が起きて活動しているときは思うように進みません。
つまり、夜間に寝ないで起きているということは、生命活動をするうえでもっとも重要な「代謝」 と「酵素生産」というふたつの作業を滞らせる結果になります。

睡眠不足が連日続くと、「代謝」が万全におこなわれないがために、頭痛や肩こり、腰痛など、さまざまな病気の原因につながります。
目にクマができるというのも代謝不良の兆候のひとつです。

極端な話ですが、急速な老化の進行まで見られるようになります。
また、酵素の生産が万全でないために、消化、代謝もおろそかになってしまいます。
とにかく、睡眠不足は百害あって一利なしです。

「若いからいいだろう」なんて思わないでください。
その考え方が寿命を縮めてしまうのです。

理想をいえば、毎日7~8時間の睡眠時聞をとったほうがよいでしょう。
同じ7時間でも、午前0時から7時まで眠るのと、午前4時から11時まで眠るのとでは、まったく睡眠の意味が違います。

もちろん、前者のほうが質のよい睡眠です。

「代謝」や「酵素生産」がおこなわれる時間帯に、きちんと睡眠をとる・・・これも長生きの大切な秘訣です。

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