「きちんと消化」が病気知らすの身体をつくる

消化不良を起こすと、体内にこんな現象も発生します。

本来、小腸の栄養吸収細胞から得られた栄養素を、身体全体に運ぶのが血液(赤血球)の役目です。
酸素、酵素、ホルモンなどを体全体に供給するのも同じく赤血球の仕事です。
しかし、消化不良が続くと、この赤血球のすぐれた機能をも弱めてしまいます。
と同時に、赤血球同士がくっつく(この状態をルローといいます)、アキャンソサイトと呼ばれる感染症を引き起こす赤血球が産出される、リンパ球が減少する、中性脂肪やコレステロール値が上がるなど、テレビの健康番組でよくいわれる「血液ドロドロ状態(血液そのものの粘性が極端に変化するわけではありません)となってしまいます。

赤血球の機能が衰えると、各臓器は「乏血(血液が足りない)状態」になります。
なかでも、とびぬけて血のめぐりが悪い臓器は、栄養などが行き渡らず、機能が低下し、病気を発症する原因にもなります。
たとえば、胃に流れる血液が極端に減少したときは、胃炎、胃潰瘍、胃ガンなどの病気を引き起こしやすくなります。
およそ、ガンのはじまりは、腸の腐敗菌増加と赤血球の機能障害が原因といっても過言ではありません。

また、日ごろから気になるちょっとした症状(頭痛、肩こり、腰痛、めまい、下痢、便秘、生理痛など)の主たる原因も、同じところにあると考えてられています。
このように「消化不良が起こる」→「赤血球が栄養素を運ぶ機能が弱くなる」→「各臓器の機能が低下し病気になる」という流れであらゆる病気が引き起こされるのであれば、逆にいえば「消化が正常におこなわれているなら、病気知らずでいられる」ということになります。

万全な消化がおこなわれるためには何が必要か。
実は、それが消化酵素なのです。
飲食によって体内に入った食べ物が、脂質、糖質、たんぱく質などの栄養素ごとにそれぞれに対応した消化酵素によって胃腸が吸収しやすいように細かく分解されることで、万全な消化がスムーズに行われるようになります。
消化酵素が体内に必要十分な量があり、きちんと作業をおこなってくれさえすれば、消化は正しく完了するんです。

そして、体内で生み出される消化酵素以外にも、外部からたっぷりと食物酵素を摂取して消化酵素の働きをサポートしてあげる、消化酵素を浪費してしまうような暴飲暴食を慎む、これこそ「酵素栄養学」に出会った私が、近年になってたどりついた病気予防の方法なのです。

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