酵素飲料を飲んだほうがいい理由について

「生野菜や果物を上手に摂っていれば、健康が維持できるか」と聞かれれば、私は「ある程度は維持できます」としか答えられません。
酵素の質は前回お話した「力価」で表されますが、生野菜や果物に含まれる酵素の力価は、意外なほど高くないのが現実です。
最近の野菜や果物の栄養素が、昔に比べて低くなってきたことを先に述べましたが、その影響は「力価」にも及んでいます。

たとえばリンゴをひとつ食べたとしたら、そのリンゴ自体を消化するくらいしか酵素の力はないのです。
また、食べすぎたら、そのものの消化も十全にできなくなってしまいます。
ほかに加熱調理した肉やご飯などを食べたとしたら、それらを「消化」するためには、やはり潜在酵素を使うしかありません。

健康で病気もしていない人が現在の状態を維持するためであれば、生野菜、果物中心の食生活でも十分なのかもしれません。
潜在酵素のムダづかいも防止できます。
生野菜、果物は抗酸化栄養素に満ちあふれ、繊維もたっぷり、質の高いアミノ酸、脂質も含まれています。
非常に正しい食生活だといえるでしょう。

しかし、不規則な生活をおくっている方や病気がちな方のように体内の酵素が極端に不足しているような方には、この食生活だけでは酵素回復にはなりません。
だからこそ、酵素飲料を併用して、体内の酵素を十分増やしてあげる必要があるのです。

日本では、まだまだ酵素の力価計測法が確立していませんが、「酵素栄養学」の進んだアメリカではしっかりと計測法が定義されています。
そして、私がオススメするのは、トップクラスの力価を有するとされる酵素を含む酵素飲料ばかりです。

私がオススメしているのは、①胃の酵素、②腸の酵素、③プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の三種類です。
①②ともに、プロテアーゼ、アミラーゼ(炭水化物分解酵素)、リパーゼ(脂肪分解酵素)が含まれていますが、①はpH3以下の強酸性のなか(胃の環境)でのみ働き、②はpH7前後の中性ないし弱アルカリ性のなか(腸の環境)でのみ働くようになっています。
また②は、繊維が42パーセントも含まれていることも、他の酵素にはない大きな特徴です。

つまり、繊維の力によって、毒素を吸着させ、腸からの吸収を防ぎ、便として排世させる目的があるのです。
その意味では、デトックス(解毒)の効果をもつ酵素といえます。
さらに、③のタンパク質分解酵素を追加する目的は、とくに体調のすぐれない人の場合、タンパク質の消化不良が起こりやすい状態にあるからです。
その補強として分解酵素を二重に服用する必要があるのです。

どんなに「力価」の高い良質の酵素飲料でも、タンパク質の分解を完全におこなうというわけにはいかないといいます。
それほど分解しにくいタンパク質ですから、あえて二重三重に服用することが必要なのです。
①と②で胃と腸の消化を助け、③で念を押すという方法です。

ちなみに酵素サプリメントは、たとえ摂りすぎてもまったく問題ありません。
③の酵素サプリメント(プロテアーゼ)は、ほかにも血中内に存在するタンパクのかけら(=窒素残留物)によって生じた免疫複合物の分解排除や、機能の低下したルロー状態(赤血球同士がくっついている状態)の血液を正常な状態にもどすなど、すぐれた効果を発揮してくれます。

これらの酵素を満遍なく摂取するためには、錠剤を何錠も飲むよりも、酵素がバランスよく入っているドリンクタイプの酵素飲料を利用するのがオススメです。

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