発ガン物質「アクリルアミド」を含む食品とは

2002年、スウェーデン政府は「ポテトチップスなど油で揚げたスナック菓子には発ガン物質のひとつとされるアクリルアミドが大量に含まれている」という事実を発表しました。
スウェーデン政府が大学と共同でおこなった実験によると、ファーストフード店のフライドポテトに含まれるアクリルアミド濃度は、WHO(世界保健機関)が飲料水の許容範囲としている基準の約100倍、ポテトチップス一袋にいたっては、基準の500倍近いアクリルアミドが含まれていたといいます。

生のままのイモには発ガン物質など存在しないのに、なぜ油で揚げたとたんに発ガン物質が発生するのか。
これについては明らかにされていませんが、私は酸化した油(過酸化脂質)と、トランス型油に原因があるのではないかと考えています。

つくってから食べるまでに時間がかかるポテトチップスは、そのあいだに油が酸化してしまうことが多いからです。
酸化物が体によくないのは当たり前のこと、「活性酸素」の発生にもつながります。

ただし、酸化しにくい油(ヤシ油など)を使い、空気を抜いた袋に入れ、酸化しにくいようにしたものならば、その害は少なくなるかもしれません。
最近は、良質のポテトチップスも存在します。

フライドポテトやポテトチップスも、よい油で揚げて、すぐ食べれば、そして、食べすぎなければそれほど問題はないといえます。
ようは、空気に触れる時聞が長ければ長いほど、身体に悪くなってしまうのです。

その意味では、ふだん食べるフライ、天ぷらなども気をつけなければなりません。
どんな油を使っているか、揚げてから時間がたつていないか、ということは、つねにチェックしたほうがよいでしょう。

とにかく、食べ物ほど生きていくうえで重要なものはありません。
栄養学といった専門的な勉強をしてくださいとはいいませんが、少なくとも、身体によいもの悪いものを見分ける力くらいは身につけておきたいものです。

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