「酸化しない生活」をするかが力ギ

酸化したものを食べることは、身体にまったくよくない活性酸素産生物質を食べているのと同じことです。
植物油の摂りすぎを注意するのも、時間がたつとすぐに酸化してしまうからです。

肥満やコレステロール増加、血栓につながることから悪者あつかいされることの多い動物油ですが、酸化しづらい点のみからいえば、植物油より長じているといえます。

また、「粉化」も酸化の原因となります。
「もっとも、ガンの原因となる食品はなんですか」と聞かれたなら、私は迷わず「煮干しや玄米、アーモンドといった油っぽい食品をミールで挽いて粉にしたり、ペースト状にして食べること」と答えます。

煮干しはもともと酸化しやすい食品です。
それを「カルシウムがいっぱい摂れる」などと、喜んで粉にして食べたりしたら大変です。
それは、活性酸素のかたまりを食べていることになるからです。

それゆえ、私は「粉やペースト状にしたものは、全般的にあまり身体によいものではない」と考えます。
油っぽいものを、電動ミルのような高速回転で粉にすれば、空気に触れたとたんに酸化します。

ただし、リプレフラワーやブラックジンガー、GABA200など例外的な食品もあります。
これらは粉ではありますが、非常に酸化しにくいようにつくられています。

また、ゴマペーストも酸化しにくいものです。
小麦も油分が少ないので、玄米などと比較すると、酸化は少ないといえるでしょう。

ですから、小麦でつくられたパンは、比較的悪いものではありません。
それでも、時聞を追うごとに酸化していきます。
酸化しにくいパンでも、買ってから二日以内には食べきりたいものです。

コーヒーが大好きというあなた、どのようにコーヒーを滝れているでしょうか。
飲む前にミルで分量ぶんの豆を挽いて、すぐにお湯を注いで飲む人は心配ありません。

しかし、すでに挽かれた豆を買っている人も多いのではないでしょうか。
挽いた豆は保存法が悪いと、二日もたてばほとんどが酸化してしまいます。
そんなものを飲めば、身体によくないのは当然です(最近は、購入ボタンを押すたびに、そのつど豆を挽き、淹れるという自動販売機も増えました。これならば、粉もあまり酸化していないでしょう)。

空気に触れるからこそ、酸化が起こるわけですが、空気というのはじつに「善」と「悪」を兼ね備えた存在です。
酸素には「空気中の酸素」と「活性酸素」があります。
「活性酸素」は、何度も述べてきたように、身体にとって「悪」 の存在ですが、「空気中の酸素」がなければ私たちは生きていけません。

こちらは「善」です。
必要な酸素は摂りこまなければいけませんが、そのいっぽうで、いかに酸化しない生活をするかが、健康で長生きをするカギになります。
まるで神様が与えたような不思議な矛盾です。

みなさんも、酸化したものの怖さをより深く認識していただきたいと思います。

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